友人でも恋人でも夫婦でも! 日本一を決める「全国ダブルススクランブルゴルフ選手権」のすゝめ
北海道、東北、関東、中部、近畿、九州。全国区で予選が展開され、“日本一のペア”を決めるのがスポーツインダストリーゴルフトーナメントの「全国ダブルススクランブルゴルフ選手権」です。2018年までは関東圏内での試合でしたが、今年から全国区へ。つまり今年の優勝者が「初代日本一ペア」となるわけです。
http://si-golftour.jp/2019/nationwide_doubles/
こう話すととても敷居が高いように感じるかもしれませんが、出場者のレベルはさまざま。シングルプレーヤーであろう選手もいれば、アベレージ100くらいのスコアの選手もいます。というのも、この競技のルールはスクランブル。2人いればそれだけお互いをカバーし合えるのです。
スクランブルをあまりよく知らない人のために改めてルールを説明しましょう。スクランブルというのは2人の選手が打った球のうち、より自分たちが有利に試合運びができるポジションを選びながら試合を進めていくというルール。ペアの場合、お互いにティショットを打ちますが、一人がOB、一人がフェアウェイであれば、いい球を選択できるので、二人ともフェアウェイにあるボール位置から2打目を打つことができます。これを続けていくのです。
スクランブルゴルフ競技ルール|スポーツインダストリーゴルフトーナメント
もちろん18ホール中、1人最低でも7ホールのティショットを選択しなければならないなどの制限はありますが、どちらのティショットを最後まで残すか、なんていう戦略を立てるのもスクランブルゴルフの楽しみのひとつ。こういった制限は必要なのです。
とはいえ、あくまでもコンペではなく「競技」ですので、ルールやマナーはしっかりと覚えてくるのが大前提。仲間がいる安心感の中でもピリッとした刺激のあるラウンドができると思います。
ペアの構成は幼馴染やゴルフ仲間、同級生、恋人や夫婦、親子で組んでいるペアもいます。夫婦や親子は今年から新しく創設された「家族対抗ペアスクランブルゴルフ選手権」があるので、こちらへの参加が多くなるかもしれませんが、もちろんどちらを選んでもOKです。
ひとつだけ少し紛らわしいのが「オープンクラス」、「ミックスクラス」と2つが設けられていること。「オープンクラス」というのは2名1組で構成され、日本ゴルフ協会規則に規定された全てのアマチュアゴルファーが対象。男性同士、女性同士、男女、どんな組み合わせでも参加が可能です。一方の「ミックスクラス」というのは同じく2名1組で構成され、日本ゴルフ協会規則に規定された“男女ペア”であること。夫婦や男女のゴルフ仲間はこちらに参加可能です。
レディスティのアドバンテージをとってオープンクラスに参加するも良し、同じ条件の男女ペアの中で一番を獲りたいという人はミックスクラスに参加するも良し。選択肢が多いのもスポーツインダストリーゴルフトーナメントの魅力のひとつです。しかも、出場予選でもし予選通過がかなわなくても、エントリー可能であれば他の予選でリベンジすることも可能です。
オープンクラスの決勝大会は10月24日にレイクウッドゴルフクラブ西コース(神奈川県)で。ミックスクラスの決勝大会は10月28日にカレドニアンゴルフクラブ(千葉県)で行われます。どちらもゴルファーなら一度は回ってみたい名門コース。決勝大会の舞台としては最高ですね。
「自分に合ったレベルで仲間と一緒に競技ゴルフを楽しめる」。スポーツインダストリーゴルフトーナメントで真剣勝負の競技ゴルフデビューをしてみてはいかがでしょうか?
関東地区、九州地区は、最終予選会間近です。
エントリーお早目に。。。
http://si-golftour.jp/2019/nationwide_doubles/